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柔らかければ良いわけではない?競技必要な柔軟性を理学療法士が解説

「新体操の習い事を始めたから、家でも毎日お風呂上がりに開脚のストレッチをさせています。」
「バレエで脚を高く上げたいから、とにかく身体を柔らかくしなきゃ!」

一生懸命ストレッチをサポートされている保護者の方は、とても多いですよね。

しかし実は「ただ柔らかければ良い」「180°開脚ができれば安心」というわけではありません
今回は、ジュニアアスリートの身体づくりで本当に大切な「柔軟性の質」について解説します。

目次

なぜ柔軟性が必要なのか?

バレエ、新体操、チア、ダンスなどの競技では、技を美しく見せたり、大きくダイナミックに動いたりするために、一般の人よりも大きな可動域(関節の動く範囲)が求められます。

しかし、本当に重要なのは、「どれだけ柔らかいか」ではなく
「その競技で必要な可動域を正しく使えるか」です。

必要以上に可動域だけを追い求めると、関節を支える安定性が十分に発揮できず、身体への負担が大きくなる場合もあります。

競技によって「開脚を使う場面」は違います

・バレエでは、ターンアウトした状態で脚を高く上げたり、ラインを保ちながら脚を動かしたりします。
・新体操では、脚の開脚だけでなく、脊柱の動きなど全身の大きな可動域と組み合わせて技をつくります。
・チアやダンスでは、ジャンプやキックなど、動きの中で瞬間的に大きな可動域を発揮する場面があります。

もちろん、これらの要素は競技ごとに完全に分かれているわけではありません。
どの競技にも、柔軟性・安定性・コントロールは必要です。

ただし、「どの方向に」「どのくらい」「どの場面で」「何を支えながら」

使うのかは、それぞれ異なります。

さらに、同じ競技であっても、必要な可動域や身体の使い方は一人ひとり異なります。

だからこそ、みんなと同じ一律のストレッチを続ければよいわけではありません。
競技特性と、その子自身の身体の状態に合わせて、必要な可動域と身体の使い方を身につけることが大切です。

目指すのは、一律に180°開脚できる身体ではありません。
その子が取り組む競技・動作の中で、必要な可動域を「使える」身体です。

柔軟性だけでは足りない理由

いくらストレッチをして関節の動く範囲(可動域)が広がっても、
次のような状態では実際の競技動作にはつながりません。

  • 広がった可動域を自分の身体で支えられない
  • 脚を高く上げると骨盤や背骨の姿勢が崩れてしまう
  • ジャンプやターンのあとに狙った位置で止まれない

これは、「可動域はあるけれど、それを支えたり操ったりする機能が十分ではない状態」です。

競技では

  • 可動域
  • 安定性
  • コントロール

この3つが同時に働いて初めて、美しいパフォーマンスにつながります。

骨組みを支える力が十分でない状態で必要以上に可動域だけを広げると、
関節への負担が大きくなり、股関節や腰などへストレスがかかる場合もあります。

当スタジオが大切にしていること

当スタジオでは、お子さんに対して「もっと柔らかくしましょう」という指導だけは行いません。

まず身体の評価をします。

  • 可動域:競技に必要な範囲まで関節が動くか
  • 安定性:動かない場所(体幹・骨盤)がしっかり支えられているか
  • コントロール:必要な関節だけを正確に動かせるか
  • 競技特性:競技動作の中でその機能を発揮できるか

これらを分析した上で、その子に本当に必要なピラティスや運動メニューをご提案しています。

柔軟性は、お子さんの競技人生においてとても大切な要素の一つです。
しかし、本当に目指したいのは、「柔らかい身体」ではなく、「競技で使える身体」

「うちの子のストレッチ、このままで合っているのかな?」
「一生懸命練習しているのに、なかなか技が安定しない……」
そんなお悩みがある方は、まずは一度、お子さんの身体の「現在地」を評価してみませんか?
頑張る方向が見つかれば、身体はもっと効率よく変わり始めます。

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理学療法士資格所有者による姿勢・動作評価から始まるパーソナルセッション
競技特性を踏まえた評価をもとに、お子さん一人ひとりに合わせた身体づくりをご提案します

詳細・お問い合わせは公式LINEよりお気軽にご相談ください。

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