4月になり、新しい生活がスタートしました。
この時期、スタジオではこのようなご相談がいつもより増えます。
「いつもより肩が重い気がする」
「デスクワークが増えて腰がだるい」
「常に背中が張っている気がする」
「これって運動不足のせいですか?」「ストレッチが足りてない?」と聞かれることも多いのですが、実はそうとも限りません。
多くの場合、本当の原因は体力ではなく『環境の変化』にあります。
環境が変わると、身体はどう変わるのか?
新生活では、日常の条件が大きく変わりやすい時期です。
- デスクや椅子の高さ
- 通勤時間や移動手段
- 新しい人間関係による緊張状態
- 生活リズムの変化
身体こうした変化に合わせ、身体は無意識に「新しい姿勢や動き方」を作り出そうとします。
例えば・・・
- 低いデスクに合わせるために前かがみになる
- 高すぎる椅子による足が浮くことで座り姿勢が不安定になる
- 慣れない環境での緊張による肩や奥歯に力が入る
これら小さな変化の積み重ねが、知らず知らずのうちに「身体の使い方」そのものを変えてしまうのです。
デスクワークで多い「前かがみ姿勢』は悪い姿勢?
猫背(前かがみ姿勢)は一般的に「悪い姿勢」の代名詞のように言われます。
しかし、この姿勢は「最もエネルギーを使わずに長時間維持できてしまう姿勢」でもあります。
前かがみ姿勢では、多くの筋肉の活動量が低下する傾向があると言われています。
つまり、身体にとっては「楽をしようとして選んでいる姿勢」とも言えるのです。
問題は「姿勢」ではなく「固定」
ここで重要なポイント!!
楽だからといって前かがみ姿勢で固まってしまうと、身体には以下のような変化が起きます。
- 胸郭(肋骨まわり)の動きが減る
- 呼吸が浅くなる
- 背骨のしなやかさ(可動性)が低下する
その結果、体にかかる負担の「逃げ場」がなくなり、肩や腰にストレスが集中してしまうのです。
自律神経と「負のループ」
さらに新生活では、精神的な緊張も加わります。身体はストレスを感じると、自分を守るための「防御反応」を取ります。
- 筋肉を固めて身構える
- 呼吸を浅くして戦闘態勢に入る
これが続くと…
「身体が硬まる」→「呼吸が浅くなる」→「さらに緊張が強まる」という負のループに陥ってしまいます。
大事なのは、無理に姿勢を「作ること」ではない疲れを感じると、多くの人が「背筋を伸ばさなきゃ」と意識します。
しかし、意識して作った姿勢は、集中が切れた瞬間に崩れます。
大切なのは、意識して良い姿勢を「作る」ことではなく、身体が自然に安定できる状態へ整えることです。
今すぐできるリセット方法
身体を整える第一歩は、今の自分の「座り方」を知ることから始まります。
- 骨盤がどちらに傾いているか
- 胸郭がその上に正しく乗っているか
- 呼吸に合わせて体が動いているか
姿勢を無理に「直す」前に、まずは固まった状態を「リセット」することが大切です。
【30秒リセット】デスクで簡単にできるリセット法
意識して姿勢を正す前に、まずは「固まった場所」を動かしてあげましょう。 デスクに座ったまま、仕事の合間にできるリセット法を動画で解説しています。(Instagramで動画をチェック)
ポイント:
- 骨盤を立てて「坐骨」を感じる
- みぞおちの力を抜く(※骨盤を立てると反りやすくなるため)
- その状態でゆっくり背中を意識して深呼吸
- そこから肩に手を当てて、肘で大きく円を描いて肩甲骨を大きく動かす
これだけで、肩や腰に集中していた負担が分散されやすくなります。
今日から意識したい3つのポイント
- 今の状態に気づく → 「あ、今固まってるな」と気づくだけでOK。無理に直そうとしない。
- 足元を安定させる → 足の裏で地面をしっかり感じる。土台が安定すると身体は緩みます
- 背中に呼吸を入れる → 前側(胸)だけでなく、背中側の肋骨を広げるイメージで吸ってみる。
※「家でじっくり整えたい!」という方は、[寝転んで行うワーク]も合わせてチェックしてみてください。
まとめ
新生活で不調は、体力不足ではなく「環境と緊張によるの変化」
大切なのは、無理に姿勢を正すことではなく「身体が動ける状態」を作ること。
まずは今の状態に気づき、少しずつ整えていきましょう。
- 姿勢を意識してもすぐ崩れてしまう
- デスクワークの不調がずっと続いている
無理に運動を始める前に、まずは自分の現在地をチェックすることから始めてみましょう。
■ スタジオからのアドバイス
当スタジオでは、理学療法士の視点から「なぜその姿勢になってしまうのか」の根本原因を分析します。
新生活の疲れが取れない方は、一度ご自身の体のバランスを評価してみませんか?
【限定特典】当日入会で体験レッスン無料
「姿勢診断&徹底分析シート」をデータでもれなくプレゼント

